シュウああのポケモン録

主にポケモンについて書いていきたいと思います。RTAなど、対戦以外の内容になるかと思います。

ポケットモンスターシリーズRTA用汎用個体値特定ツール (第三世代以降対応)

ポケットモンスターシリーズのRTAで使用するための個体値特定ツールです。

大本は私ではなくイノさん (@inno_ygo) が作ったものですが、その後自分があったらいいなと思う機能を色々付け足したので、別途で公開しておきます。

第三世代 (『ルビー・サファイア』) 以降の作品のステータス計算システムに対応しています (『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』『Legends アルセウス』を除く)。

docs.google.com

簡単な使い方

シート内にもReadmeを付けていますが、一応。

まず、ダウンロードしてExcelファイルとして起動しようとしてもうまく使えないらしいです。理由は不明です。Google スプレッドシートとしてコピーして使用してください。

 

「入出力」シートが、その名の通り数値を入力すると計算結果が表示されるところです。

「作品」の部分で対応する作品を選択してください。すると、右側の「ポケモン」のボックスで使用するポケモンが選べるようになります。

画像の「0-31」の部分は、計算結果に応じて自動で表示が変わるようになっていますので、みなさんが触れる必要はありません。赤背景が上昇補正、白背景が無補正、青背景が下降補正のときの数値を表しています。

「LV」の下にはレベルが表示されています。そのレベルに達した時点での各ステータスの数値を、右側で入力 or 選択してください。入力された部分だけで候補を絞るので、必ずしも全ての値を入れる必要はありませんが、もちろん可能な限り入力した方がより正確に絞ることができます。

「未入力」状態にしたい場合は、空欄にしておくか、半角ハイフン-を入力します。

なお、数値を入れると、その下の欄がグレーになることがあります。その場合、「そのレベルでの該当ステータスの候補は1つだけ」ということですので、確認しなくても大丈夫です。

数値の候補がおかしいときは、1度ポケモン名の部分を空欄にしてから、再度選択してみてください。おそらく、ファイルが重すぎてスプレッドシート側の処理が追いついていないものと思われます。

ここから独自で追加した機能

表示部分と入力部分の間に「無補正確定」「上昇確定」「下降確定」のチェックボックスがあります。これは、自分でゲーム内のステータスの画面を見るなどして、性格がわかっている場合に使用します。該当部分にチェックを入れると、初めからそれ以外の性格の候補が表示されなくなります。なお、一部シート「XY_マー」「BDSP_パルキアれいせい」などは、性格が固定されているため、このチェックボックスを使わなくとも自動的に性格を確定します。

右上の「めざ」「威力」は、個体値が完全に特定できた場合のみ、めざめるパワーのタイプと威力を表示します (威力は第六世代以降では常に60)。そもそもめざパを使うチャート自体が少なく、1つでも絞れていないステータスがあると表示できないため、あまり使うことはないと思います。

作品で「B2W2」を選んでいる場合のみ、左上に「↑フリゲート用ID」という文字が現れます。文字通り、トレーナーIDから『ブラック2・ホワイト2』のプラズマフリゲートのパスワードを求める機能です。上にIDを入力してください。

下側にフリゲート用のパスワードが表示されます。ちなみに、B2W2を選んでいなくても、この欄にIDを入れれば機能します。

一番下の行は、個体値範囲をテキストとして出力する部分です。性格が決まっていないと表示できません。また、フリゲート用IDを入力している場合は、パスワードも同時に出力されます。生配信のチャット欄に貼るなどの使用を想定しています。

第六世代以降の作品は、伝説のポケモンなどに「3V以上確定」があります。これにより、数値を入力していなくても、候補が絞られる場合があります。その際は画像のような表示になります。(この機能の実装が自分の改良の中では1番苦労しているといっても過言ではないので、まだうまく絞れないパターンがあるかもしれません。)

対応チャートと仕組みについて

現状対応しているチャートは、「チャート」のシートに掲載されています (リンクもされています)。

赤背景のものは、まだ努力値シートが作られていないものです。対応予定は未定です。

努力値シートは全て非表示になっていますが、各レベルごとの累計努力値ポケモンごとに管理されています。そのため、無駄トレーナーなどで想定外の努力値や経験値の入り方をすると、うまく特定できなくなることがあります。

もちろん、オリジナルのチャートを作った際などに、同じ形式で努力値シートを自作すれば、そのポケモン個体値特定ができるようになります。(種族値が変更されているポケモンにご注意ください。)

同梱されている努力値シートは、私、イノさん、イトタカさん (@itotaka1031_119) で作成したものです。

第五世代、第八世代のシートは、一部「努力値シート作成支援ツール」を使って作られています。このツールもイノさんが作成したものです。

おわりに

以上が簡単な説明です。ご不明点がございましたら、Twitterなどでご連絡ください。